日本一周ドライブ番外編3日目

2010年9月22日（水）

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【天気】　はれ

【気温】　30度前後

【ルート】　実家（福岡県糸島市）→大隈記念館（佐賀県佐賀市）→実家（福岡県糸島市）

【走行距離】　119km

【所要時間】　4時間30分（午前8時30分〜午後1時）

【給油】　あり（通算2回目、福岡県糸島市、シェル）

【温泉】　なし

【発信地】　実家

【感想】
　期間にして40日、距離にして16,752km、僕は日本全国の名所を訪ねてきた。「深夜バス追跡」、「日本一周ドライブ」、「内陸五県横断」、「日本一周ドライブ番外編」、どのイベントも見所に溢れていた。そして今日、遂にシリーズの大トリを飾る目的地に足を運んだ。佐賀県佐賀市の大隈記念館だ。
　大隈重信候は世界的な政治家にして僕の母校、早稲田大学の創設者。わずか1カ月で日本列島の沿岸を一周するという無謀かつ大胆なチャレンジは、僕が考える早稲田精神の体現だった。山奥で道に迷うなどの苦境に陥るたび「なんでこんなことしてんのかなー」と自問自答した結果、「早稲田精神って言っとけばすべて正当化できるやろー」と僕は気付いたのだ。そんな旅路を〆るのにもっともふさわしいのは大隈記念館以外にあるまい。
　大隈記念館は佐賀県庁などが建ち並ぶ中心街の一角にある。開館から間もない午前10時に到着し、1時間ほど館内や氏の生家を見学した。資料や解説に一通り目を通したのち、外に出て記念撮影。5年も早大生をやっているわりに知らないことが多いと実感した。
　帰り際、セルフ方式のガソリンスタンドに立ち寄ってクルマを洗った。いったん機械で汚れを落とし、完了したら備え付けのタオルで車体を磨く仕組みだ。ウィンドウ、ドア、バンパーと、1カ所ずつ丁寧に拭き取った。車内の整理整頓も済ませた。さらに満タンまで給油し、自信を持って返却できる状態に仕上げた。そして午後1時、実家に辿り着いた。夏休みドライブ企画、ここに完結。